
☆K-pop から→ 著書 サムスン式国際戦力 ☆
ご覧いただき本当にありがとうございます!!
個人的にK-Popの音楽に触れるたびどうしても、ただのアイドルとかエンターテインメントの枠だけではなく、
カメラの捉え方、ダンス一つ一つみても、計算つくされたバランスや位置の配置、立体的に見えるようカメラのアングルなどの完璧に計算尽くされたダンス、音楽を見ていると、どうも数学的にも、人の心理に訴えかけるような芸術的なアートのように感じて仕方なく。。。
どうしてこんな完成度の高い作品が作れるのだろう・・・・??と感動しながらも疑問を持ち、この裏には絶対韓国の経済が反映されているような気がして・・・ならず・・・・国の戦力それは、韓国経済を占める大企業を知ればきっと繋がると興味、好奇心を持ち、
大企業と言ったらサムスンと思いつき、少し古い本ではありますが、
サムスン式国際戦力
サムスン躍進の原動力 石田賢 さん
の本を手に取りました!!
〇要点、概要
著者が現地での観察に基づき、サムスン電子の成長の原動力は外部要因ではなく「内部的要因」にあると論じるものです。組織、人材、モノづくり、ブランド戦略、迅速な経営など多角的視点で分析し、日本企業に向けた示唆を提供しています。
章構成(目次利用)
日本企業は何故負けたのか
サムスンの人材育成策
サムスン躍進の原動力
サムスンの地域戦略
サムスンの未来戦略
日本企業の復活への道
サムスンの試練
モノづくり
事業部間連携や協力会社との共同成長によるオープンイノベーション
リバースエンジニアリングの活用
デザイン重視
各地域への徹底したローカライズ
基礎研究重視より、必要な技術は「買う」姿勢
ヒトづくり
専門経営者の登用
デザイン&ソフト開発能力を備えた人材育成
「地域専門家制度」によるグローバル対応
組織づくり
未来戦略室の設置など組織構造のイノベーション
ブランドづくり
スポーツを中心としたブランド戦略(例:スポンサーシップ活用)
危機意識づくり
スピード経営の徹底(迅速な意思決定・対応)
事業部制による権限委譲
業績が伴わない者は「即刻クビ」など厳格な評価・処遇制度
『サムスン式国際戦略』は、サムスン電子の世界的成功を「何を売ったか」ではなく「どのように内部でそれを実現したか」に着目。日本企業を含む多くの企業が抱える内部課題への示唆が濃厚で、単なる事例本にとどまらない、実用的な内容といえます。
とても難しい内容で、完璧には理解が難しいですが、
全く韓国の事をよく知らない私には本当に勉強になりました。
韓国は国と大学、企業が一体となって経済を造り、教育にも長い年月をかけて、戦力的に投資してきたようです。
一時期日本で活躍していたBoaを例にとっても見えやすく、彼女は日本語もかなり堪能でもうあの時代から、韓国が国を通して国際戦力に乗り出し、教育の基盤を築いてきたと思うとすごいなぁ~~と思いました!!!
Kpopも韓国ドラマも国の戦力なんですよね~~~。。。
また日本と違って教育の質も国際戦力的で国内だけを視野にいれていない、
努力が実りやすい基盤、構造が長い年月をかけて築かれているように思います。。。
日本もかなり努力しているのですが、、何か違った方向に向かった無駄な努力が多いような気がしてなりませんでした。。。
人口も日本より少なく国も小さいのにこんだけ大きく成長した国力は本当すごく、尊敬します。
それにかなり古い本ではありますが、サムスンがそもそも世界ブランドランキング
(年代、何のランキングによりますが。)
上位に入っており、トヨタと並んだ位置にあることもびっくりでした!!
そこまで大きな企業だということも知らなかったです。。。(お恥ずかしい。)
また半導体も強く
メモリ(DRAM・NAND)では世界シェアNo.1。
ロジック半導体でも3nm(GAAFET)を世界初量産。
自社製品(スマホ、家電)+外部受託の両方を展開。
サムスン → 「総合力・スピード・規模」のブランド力。幅広い分野で製品を展開し、メモリでは圧倒的トップ。
スマホも半導体も強いってすごいですよね!!
また品質もそうですが、デザインも素晴らしいようで、
本には
サムスンが求めているもデザイナーはデザインを専攻した者ではなく、新しい物を創造するには、心理学、哲学、音楽、経済学、経済学など文科系出身者の総合的な思考も兼ね備えている人材でサムスンがデザインに注目したのは、「デザインは企業の哲学と文化を入れなければならない」とデザイン革命を起こした。
ここからまだまだ日本では心理学を軽んじて扱われることが多いですが、韓国は心理学、哲学、創造性をメチャクチャ重視していて、
日本よりも理解、認知が進んでいるんだろなぁ~~と、やはり私が感じていたKpopから、哲学的、心理学的、数学的要素など、
色々緻密に計算されて成り立っているのを感じるところに繋がり、妙に納得””やっぱり!!わかる!!!”””と感じました!!!
また未来戦略の中に、バイオ・製薬も書かれており、
サムスンバイオエピスの戦略
サムスンバイオエピス(Samsung Bioepis)は、サムスンバイオロジクスと米国バイオジェンの合弁会社として2012年に設立されました。彼らがまず取り組んだのは 「バイオシミラー」(=バイオ医薬品の後続品、いわば“ジェネリック版のバイオ薬”)です。
2013年頃から、第一世代の大型バイオ医薬品(抗体医薬など)の特許切れが始まった
例:リウマチ薬「レミケード」、抗がん剤「ハーセプチン」など。
これにより、巨額の売上を持つ薬が後続企業にも開放され、世界的に「バイオシミラー市場」が急拡大すると見込まれた。
まず「バイオシミラー」で足場を固める(特許切れ薬を模範し、高度な製造技術を身につける)。
そこで培った量産技術と資金を武器に、長期的には「オリジナル新薬(革新的バイオ医薬品)」に挑戦する。
普通は「サムスン=スマホや半導体」までの理解で止まる人が多いですが、製薬に踏み込んで「創薬と量産の分業」を考えられるのは経営戦略の視点です。
サムスンは「発明者」になる必要はなく、世界の工場としての精密さ を武器に、半導体と同じ構造で「発明者と商業化の橋渡し」を狙っている。
これはまさに、今までの強みを横展開した形なんです。
サムスンが目指す医薬品ビジネスの未来像
1.
半導体モデルを医薬に持ち込む
半導体では 「設計は米国(インテル・NVIDIA)」「製造はサムスン・TSMC」 という分業モデルが定着。
医薬品でも 「新薬の発明は欧米の製薬」「量産と世界供給はサムスン」 という構図を狙っている。
つまり、サムスンは「製造と供給の覇者」になる立ち位置を狙っている。
2.
莫大な市場規模
世界のバイオ医薬品市場は年間 100兆円以上、今も拡大中。
特許切れの薬を狙うバイオシミラー市場も巨大(兆円単位)。
サムスンは、半導体のように 量産と低コスト化 を武器に「市場のシェア」を奪いに行ける。
3.
他社にない武器:巨大プラント
サムスンバイオロジクスは韓国仁川に世界最大級のバイオ工場を持つ。
規模は欧米製薬会社を凌駕するレベル。
これにより、他社が数万本単位でしか作れない薬を、サムスンは数十万本単位で供給可能。
→ 「世界の安定供給を担える数少ない企業」として存在感を高める。
サムスンは医薬品で「新薬の発明者」になろうとしているのではなく、量産・供給インフラの支配者 になろうとしている。
これは半導体の成功モデルをそっくりそのまま医薬に当てはめる挑戦で、もし実現すれば、
「半導体のサムスン」+「医薬品のサムスン」
として、世界の経済構造を根本から変える「やばい戦略」になるんです。
そのことを創造したらメチャクチャすげぇ~~~~と興奮してしまいました。。。(笑)
実現したらすごいし、そもそもこの発想がすげぇ~~~と興奮してしまいます!!!
それでもやはり、光と闇もあるようで、中国企業の躍進や
Appieはスマホとい新しい製品を造り出ししたが、そのような革新的な次世代製品、事業を出せていないこと、
加速する世代交、財産権争い、などなど色々な問題も記されていました。。。
やはり韓国は財閥が強く、それによって貧富の差が生まれていることも現実としてあるようです!!!
やはり日本よりも色々な面で厳しい競争社会なんだろうなぁ~と感じます!!!
光と闇の部分を両方兼ね備えているとても魅力的な国でさらにもっと韓国の事を知りたくなりましたし、
何よりここまで成長し躍進してきた国の力がすごいと尊敬します!!!
(実際、韓国は2021年に先進国に認められたようです。)
実際韓国に行ってそのような部分を視野に国の雰囲気や活気を肌で感じてみたいとさらに深堀したいと思えました!!!
Kpopと韓国ドラマから興味を持ち実際、この本に出会いまだまだ浅い知識ではありますが、
少しでも知ることができて自分の視野がさらに広がったことが本当に楽しくて、今後も学んでいきたいと思いました!!!
私のかなり癖のある趣味に最後までお付き合いいただき本当にありがとうございます!!!
皆さんのちょっとした興味、刺激になって頂けたら嬉しいですし、もし興味がありましたら
是非本を読んでみていただけたら嬉しいです!!
今回もご覧いただき本当にありがとうございます!!!
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